王子

この時期に金閣寺かよ。



とはいへ大和屋の大膳やよし。

通販の限界

やはり自宅に帰り着く時間が不規則だと、通販はむづかしい。

「この時間には絶対ゐるはずなのに」と思ひながら職場にゐたりする。



コンヴィニエンスストアや駅などで受け取れるサーヴィスもないわけぢやないが。

むー。

ひとりが好き

どの趣味もひとりでできるものばかりだし。

観劇だけは人中に出て行く必要があるが、でもひとりで行けるし。



きつとひとりが好きなのだ。

忘却とは忘れ去ることなり

あつたりまへやん。

禍福はあざなえる縄のごとしとか

あひかはらず本棚を見るたびに嘆く日々だが。



いろいろと慰めのおことばを頂戴したりして、

「やつぱり人間、「わかるよ」つて云つてもらへると弱いよな」

としみじみすることしきりである。



ほんたうにありがたいことである。

引き摺つてゐる

一昨日の出来事をまだ引き摺つてゐる。



これが遺伝でないのがくちをしい。

遺伝子

家に帰つたら衝撃が待つてゐた。

本棚の本の背表紙にマジックで線が引いてある。

家族の仕業だつた。



本棚の移動をするので本を出したのだが、その時本をもとの棚に戻したかつたので、棚ごとに線を引いたのだといふ。



もちろん、本には書店のカヴァのかかつてゐないものもある。大半がそんな感じだ。



たちなほれない。



中には「創竜伝」一巻の、「一」と入つてゐないものとかもあつたのに。



それ以上に、もう元に戻らないといふことが衝撃であつた。



……なるほど、やつがれが本やものを大切にしないわけである。

この人の遺伝子が組み込まれてゐるのだから。

出かけたい

でも暑い。



夏休みだといふのに、日中外からこどもたちの聲が聞こえて来ない。

暑いせゐだらう。



それとも危険なせゐか？

かういふ暑い日は

Jornada 720 を持つて涼しいところへ行く、かのう。



でもそれもめんどくさい。

気のせゐだつたらゴメン

現在通勤に使つてゐる路線に限つたことかもしれないが。

座つてゐて居眠りしながら寄りかかつてくる人は、大抵女性である。

寄りかかられて男性だつたといふことはほとんどない。

しかもさうした女性はみな、寄りかかることを悪いと思つてゐない。

人の迷惑になつてゐると思つてゐないのである。



どうしたら「公共の乗り物でのマナーがなつとらん」ことを教へられるのだらうか。



……教へられないに三千ゼニー。とほほ。