柴犬

何を隠さう犬も猫も好きである。

散歩してゐる犬を見かけると、ついついそちらに目を奪はれてしまふ。

中でも柴犬が好きだ。後姿が凛々しいのがいい。



だが。

自分ひとりの面倒も見られないのに犬猫なんぞ飼へるわけがない。



そんなわけで、NINTENDOGS である。

もちろん「柴」にした。シェルティ、コーギーといつたあたりも好みだし、ちやうどいいか、と。



しかしあまりかまつてあげてゐる暇がなくてな。

しかも犬を飼つた経験がないので、どんな芸を覚えるのか今ひとつわからない。



むむむ。困つたのう。

連休

うれしいけど。

特に予定はない。

混んでる時に出かけてもねえ。



せいぜいうちでくりくりまきまきするくらゐかなあ。

あ、あと「クロノトリガー」はやりたい。



残りは編み編みかな。

蚊帳の外

「群れるのは嫌い｣と云ひつづけて幾星霜。

ただ単に仲間に入るのが苦手なだけなのではといふ気もしてゐる。



まあ、群れるのを厭ふ気持ちがあるのは確かだ。

だが、たまに宗旨を変へて、「仲間に入れて」と近寄つて行くと大抵無視される。

そしてまた「嗚呼、群れてはいけなかつたんだ」と思ふ。



それのくりかへしな気がする。



気がつくといつも自分を蚊帳の外においてゐる。

さう、自分でさうするのである。

行きたくないの

朝、少し早い時間に職場最寄の駅に着くと、幼稚園バスに乗り込む子供たちを見かける。

新年度といふことで、幼稚園に行きたくなくて泣いて暴れる子もゐたりする。

今朝もさうした母子を見ながら歩いてきたわけだが。



もう通ひはじめて三週間。そろそろ慣れてもいいんぢやないか。



そのうちそれも笑ひ話になるのだらうか。

「某ちやんは幼稚園に行きたくなくて泣き喚いてねえ」なんて、幼馴染やその母親に云はれるやうになつたりして。



ひきこもり願望の強いやつがれとしては、「そんなにムリして通はせなくてもいいんぢやないのかな」と思つたりする。通はなくても生きていけるやうに育てれば。



……それがムリなのか。

いつでも眠りたい

気がつくと眠たくない時がない。

いつたいなんだといふのだらう。



唯一眠たくない時があるとすれば、それは寝なければならない時、だらうか。



昔、三原順の「はみだしつ子」といふまんがに「ぼくが眠たい時には眠りなさいといつてくれるでせう」といふやうな科白があつて（本来は、だからもう生き延びる望みのない人に延命措置を施すのはどうよ、といふ内容なのだが）、「ああ、たれかヲレにもさう云つてくれないか」と思つたものだつた。



今でもさう思つてゐる。

キレるな

だいたいそんなに美人ならなぜ最初に「嗚呼、間夫のひとりもゐるな」と気がつかないのか。



想像力に欠けたものは江戸の昔からゐたわけだ。



と、高校時代の国語の教師なら言つたらう。

口上

だいぶまし。やはりセレモニーの厳粛がないとね。



十三代目の衣鉢を継ぐのは次男か。

名探偵・粂寺弾正

なんてな二時間ドラマがあつてもいいかも。

死んだはずだよ

お富さん。



うーん、なにがどーつてぇわけぢやないんだが好きな芝居。



しかし最後は「兄さん」で終わつた方がいいのに。

やつぱり

道成寺はこの時期見たいよね。



中村屋の花子にはまだチトなれぬが。



押し戻しを初めて見て満足満足。