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つぶやきといふ名のぼやき
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湿気が多いといふことだらうか。
いづれにしてもすでに汗だくである。
これから出かけるといふに、なぁ。

しかも夏はこれからが本番。
先が思ひやられるばかりである。

今日の手ぬぐひは気音間の七変化。
もう季節は過ぎたとは思ふが、まぁきれいなのでね。

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窓から外を見た人曰く。

雨降つてるよー。傘さして歩いてるよ。
こまかい雨だな。

……確かに外は曇つてはゐたが。
それは日傘だつたのではないかな。

今日の手ぬぐひは染の安坊の跳ねうさぎ。

たつたそれつぽつちいつもより身体の暑いだけなのだが。

かうもだるいかね、実際。

今日の手ぬぐひは弁慶格子。

昨日は職場で扇子であふぐ風さへ暑くてたへられずに帰宅。
こんなことが続くやうならしかるべき筋に「労働環境が劣悪」とか訴へるぜ。

……なぞと、一度でもいいから云つてみたい。
なぁんてね、ふふ。

今日の手ぬぐひはちどり屋のちどり格子は緑。

といふことばを耳にしなくなつて久しい。

原因は、
1. 一般化して敢て云ふまでもなくなつた
2. そんなことをしてゐる人はもうゐない
3. 所詮そのていどのことば
のいづれかだと思はれるが、如何に。

今日の手ぬぐひは本品堂の千鳥。水色。
少しでも涼しげなものをと思ふて、な。

あるいは湿気、だらうか。
あるいはだるさ。

あるいは自分自身。

拷問のやうな一幕。
とにかくメリハリがない。
始終延びきつた空気が場を支配してゐる。

大和屋にはいつたいさういふところがあつて、たとへば「ふるあめりかにそではぬらさじ」の最後、独白の場面の間延びしきつた感じは目を、いや、耳を覆ふばかりである。

今回一番痛いのは、嬢さまである女に妖しいところが微塵もないこと。魔神? たれのことだ?
また、何度も水が出てどこか分断されてゐるところがあつて、といふのだが、その情景がまつたく浮かびあがつてこないのである。

しかし、それもこれもメリハリさへあればあるていどは解消できたのではないかと思ふが、如何に。

一番期待してゐなかつたせゐか、がつかり感も少なかつた一幕。
春猿はせりふがよくなつたなぁ。
いつたい、猿之助一座は段治郎と笑三郎をのぞいてせりふまはしに難のあるものばかりだつた。闇雲に師匠のまねをするのがよくなかつたのではないか。まぁほかにこれといつた手本もゐなかつたのだらうけれども。
春猿はどうやらお手本をみつけたやうだ。以前はきんきんと制御できなかつた声が、抑制のきくやうになつてゐる。いやらしいところも少なくなつた。

全体に役者がよかつた。美吉屋、音羽屋も含めて。

しかし、なんだかメッセージ性の高かつたのが気にかかる。

うーん、どういへばいいのだらう。
ケレンは、せりふをちやんと云へるやうになつてからにしやうぜ、だらうか。
せりふまはしが今一つなので、どこを見たものか迷ふ一幕。
義経も思つたほどよくなかつたしな。

義太夫でやるのはいい。
しかし静御前に花道からの出のない理由がわからない。

吉野山だからか、「妹背山婦女庭訓」の吉野川を思はせる背景。これもおもしろいとは思ふが、効果のほどは定かでない。

まぁ、挑戦したいといふ気持ちはわからないでもない。



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