喉が痛い

あたたかくなつてきてるはずなんだがなあ。

といふわけで、「んぢや夏用に襟元を守るものでも」と編み始めてしまふのがやつがれの弱点である。

つゆをだに

いとふやまとのをみなへし
ふるあめりかにそではぬらさじ

つてな具合にはなかなかいかないものなのである。

真つ白に燃え尽きるなら

いいのかもしれないが。
どうもブスブスに燃えかすが残つたやうな状態である。
たぶん火を熾せばまた燃える。

さう信じてゐるからたちが悪い。

遺恨十年磨一剣

詩になる遺恨もあれば、単に犯罪で終はる遺恨もある。

この詩つて「エースをねらえ！」で藤堂さんがひろみを送つた時かなんかに自転車をこぎながら口にしてたよな。詩吟？　いいなあ、藤堂さん。
♯でもやつがれはお千葉ちやん派。

限界の聲

とほくから聞こえて来てゐたものが、今耳元でする。

なんちて。

まゐつた

職場を出て駅まであとすこしといつたところで突然胃のあたりに不快感。
駅にたどりつかないかもと思ふくらゐ調子が悪くなり、電車に乗つたはいいがすぐ次の駅で降りる。
そんなことをくりかへしながらなんとか帰宅。

うーん、なにが悪かつたんだらう。食あたりにしたら時間が妙だしな。昼食をとつてとからだいぶたつし、飲み物だつてコーヒーを飲んだのは三時頃だ。

むー、「もうムリ」つて云はれてるのかな。
そんな気もする秋のゆふぐれ。

協会とか連盟とか

やることが汚いなあ。過去の実績で選ぶんだつたらこの大会の前に人選を発表すればよかつたんだ。
優勝した選手には、「たれが認めなくてもやつがれが、あなたこそが一番強いと認めてゐるよ。今回汚れた手の選んだ選手に、あなたは実力で勝つたんだから」とでも伝へたいものだが。
まあやつがれが認めても相手も嬉しくなからうなあ。
可哀想といふことばがこれほど意味をもたないとは。
なんとかできるものならほんたうになんとかしてあげたい。
そんなきもちで一杯である。

家の中は寒い

外はあたたかいのに家の中は寒い。
でも家の中が好きなのでついつい「寒い寒い」と云ひながらこもつてしまふ。

ああ、なんでひきこもつてはいけないのか。

……といふ話はあちこちに書いてゐるので、「自分の場合は財力がないからだから」と我と我が身を納得させつつこもる。

お道具

現中日ドラゴンズの谷繁捕手が横浜ベイスターズに在籍してゐたころ、TV番組でちよつとした撮影に応じてゐたことがあつた。
そこで、ご子息と一緒にキャッチボールをしてゐる姿が放映されたのだが、途中、思ふやうに投げたり捕つたりできずにご子息が短気を起こし、グローヴだかなんだかを投げ捨てる場面があつた。
すると谷繁捕手すかさず「道具は大事にしなきやダメだろ」と叱責。

昨今の親はこどもの叱り方がなつてゐないといふ。電車の中で騒ぐこどもに「ほら、あのおじちやんが怒るでせう」とか云つてなだめる親がゐるかと思へば、「うちにいいものを用意してあるんだがなあ。これぢやあ見てもあげられないなあ」などと孫を脅す爺もゐる。

なんかまちがつてるだろ。

「道具は大事にしなきやダメだろ」といふのはそれとは逆の例。
やはり道具は大事にしないといけないのである。

腐つても鯛

やつとプラチナの廉価な萬年筆PREPPY(プレピー)を購入することができた。
残念乍らブルーブラックは売り切れだつたので、黒と緑を買つてみた。
安くても萬年筆である。
ここのところとみにボールペンで字が書きづらくなつてきてゐるので、かういふペンの登場はほんたうにありがたい。
なんとかブルーブラックも探したいところだ。