ひきこもり再び

ひきこもり願望が強い話は何度も書いてゐる。
「後ろ向き上等」だしな。

その度に書いてきたことだが、世の中の「ひきこもり問題」といふのは、ひきこもりたくないのにひきこもらざるを得ない人々のことを指してゐる。あるいはひきこもらせたくないのにひきこもらざるを得ない人々、かな。
ひきこもりたいのにひきこもれない人間は問題ではないらしい。

たまに休みつつなんとか職場に通へてゐるのは、家族がゐるからだ。
心配かけたくない(うるさいこと云はれたくない)し、世間様に顔向けしづらい状況を作りたくない(はづかしい思ひをさせたくない)からだ。

ぢやあその家族がゐなくなつたら？
そのとき、自分はひきこもるのだらうか。

あるいは。