ほんとにいいの？

昨日、見舞ひに行くので、バス停で三つ先の病院まで歩いた。
歩くといふのは全身運動で、結果脳が活性化されるといふ。

さて、病院までの道のりはといふと、バス停一つ目までは急な下り坂。
下りきつたといふ感覚のないまま、今度は上りに突入する。
傾斜角度は刻々と変はり、それも行けば行くほど急な方に傾いてゆく。

はつきり云つて、「つらい」以外のことは考へられない。

やはり「歩くこと」が脳の活動を活発にするなんて、嘘だ。
いや、まあさういふこともあるのかもしれないけど、とりあへずあの病院までの道のりではあり得ない。

体験する、といふことは、いづれにしてもいいことだとは思ふが。