知りたい情報

ルマンの結果がどうなつたか、とか。

カピロッシは首位のままなのか、とか。

マイアミなのかダラスなのか、とか。



知りたいニュースは多いのに、テレビではまつたく報道されない。



捕鯨についてなんかいい裁定が出たつて話を耳にしたけど、これもニュースを見たことがない。

捕鯨つて本邦にとつてはとつても大事なことだと思ふんだけど……。



仕方がないのでFindoryとかでちまちま情報を集めてゐる。

問題は英語だといふことだな。とほほ。

すつきりしない

夜になつて風が出てきて涼しいのだが、なんだかイヤな感じの涼しさである。汗をかいてゐるせゐだらうか。あるいはなんとなく湿気た風だからか。



職場でもなんとなくイヤな感じ。



今読んでゐる本がおもしろい（でも実はなにが書いてあるのかよくわかつてゐない）のが救ひかな。

あ、あと編み物してる時はしばし浮き世の憂さを忘れるよ。

暑い……

家も職場も暑過ぎる。

涼しいと思ふのは、湯からあがつたばかりのほんの数瞬と朝家を出た時だけ。



ああ、涼しさがほしい。

あれかこれか

いろいろしたいことはあるのだが。

今日はヴェストを仕上げるべし。



ボタンも買ふて来たしな。



…………と書いておけばするだらう。多分。

狂騒から逃れたい

独逸では「旅行をしてＷ杯の喧噪から逃れやう」とか「当店では試合中継のチャンネルにあはせません」とかさういふところがぼちぼちあるさうである。

さうだよなあ。わかるわかる。

と、別段蹴球好きでもないのについ試合中継を見てしまつて「うわー、すごーい」とかうなつてばかりのやつがれでも思ふ。



思へば、前回大会はやつがれにとつてないも同然の大会だつた。選手発表の時、すべてが終はつたからだ。

あとはひたすら「Ｗ杯なんてないもの」と毎日すごしてゐた。



今もさうかもしれないが、当時も本邦は開催国の一であるわりにはサッカーに対する盛り上がりが今ひとつだつたりした。

ゆゑに「Ｗ杯なんてないふり」はしやすかつた。

さうはいつても、majorityは「Ｗ杯Ｗ杯」で、「見てないの?!」といつた反応が多かつたやうに思ふ。



個人主義を重んじる國とさうでない國のちがひかな。



もちろん、さうはいつてもかの國だつて異端は異端として生きにくい世の中なのだらうとは思ふけれどね。

♯めりけんで異端がどのやうに暮らしづらいものなのか。

♯本邦となんらかはらない、あるいは本邦よりひどいかもしれない。

♯それを考へるとね。

国王殺しはマクベスに非ず

といふやうな海外ミステリをかつて読んだことがあるやうな気がするのだが。

はて、題名も著者も出版社も定かではない。

はたして存在してゐたのかどうかも……とほほ。



しかし国王殺しがマクベスでないなら、弟でもないよな、と、デンマークが舞台のお芝居を見乍ら思ふのだつた。

天の高さを知りたいか

それとも大海を知つてゐた方がいいのか。

あるいは両方か。



今はどちらも知りたくない気分である。

わからないけどおもしろい

さういふものが世の中にはある。

さう信じてゐる。



古くは「ビーイング・デジタル」がさうだつた。

なにが書いてあるのか確とは理解できないけれど、ここにはなにかおもしろいことが書いてある。

それで「読書百遍義自ずから通ず」とばかりに読み返したこともあつた。



世間一般では「わかるやうに」「たれにでもわかるやうに」と口をすつぱくして云ふが。

それだけではいけないのだと、内なる自分が告げてゐる。

色褪せたパステル画

"Born to be Blue" にはそんな歌詞がある。

「あなたがいなくなってから私の世界は色褪せたパステル画」

みたやうな。



まさに今日の世の中はそんな感じ。



梅雨だけのせゐにあらず。

なぜか読みがあたる

なぜか悪い読みばかりがあたる。

「逆転される」と云つた途端に逆転される。

「もう一点入れられる」と口にした直後に入れられる。



うーん、ひよつとして、試合の流れが読めてる？



つてーか……悲しい。