消へるわけぢやあない

気象庁が予報用語として「宵のうち」を使はないことに決めたらしい。
これをもつて「「宵のうち」といふことばが消へる」などと云ふものがあるやうだが、とんでもないことだ。
別に天気予報でなくたつて「宵のうち」といふことばは使ふではないか。
使はないといふのだつたら使へばいい。
消へると嘆くんだつたらどんどん使ふべきだ。

と、バカ正直にかみつく方がどうかしてるんだらうな。きつとな。

あつちふ間に三月も終はり

でも今の職場にもう一ヶ月通ふのかと思ふと気が遠くなる。
さう考へると一月つてなんて長いんだらう。

春だねぇ

通勤途中、パチンコ屋の鏡面仕立ての柱に突進してゆく小鳥を発見。
どうもお仲間がゐると思つたらしく、激突した直後の動きのかはゆらしいこと。

春だねえ。

そんなにいい話かな

双子の片割れでできのいい方が死んぢやうんだぜ。
しかもちよつとヤな奴に描かれてたりするんだ、このできのいい方が。

可哀想すぎるぢやあないか。
もうこれだけで、こんな話は読みたくないし見たくない。
なのになぜか世の中では人気がある。

結局、みんな主人公のことしか見てないんだよな。
主人公の片割れの死んだ次の回にはもう、みんな死んだ子のことなんか忘れちまつてるんだ。

ひどい話だ。
こんな人間に囲まれて生きていかなきやいけないなんて。

孤独死つていけないの？

悲惨な最期なの？

確かに死んだまま放置つてーのは隣近所は気持ち悪いかもしれないが。

え、さういふ問題ぢやないの？

孤独死のなにがわるいのか、今ひとつわからない。むー。

男にもレースをっっ

いや、まあ本気で云つてゐるわけぢや……はんぶんくらゐは本気かな。
だつて三銃士とかみたつて男はふりふりのレースを身につけてるぢやあないか。ま、そんなにふりふりでもないけど、でもカフスのレースとか襟元のレースとか、ひらひらしてたりする。
男性用化粧品もすつかり定着した今、男にもレースを、と主張したい。

だから本気ぢやないんだつて。はんぶんくらゐしかね。

春休み

うーん、春休みがほしいなあ。
この時期になるといつもさう思ふ。

結局五月の連休までごまかしごまかし生きて行くわけだが。
でもその連休だつて休めるとは限らないしね。

あみものぢやなくて

料理とか掃除とかが趣味だつたらよかつたのになあ。
さうしたら今の何倍も快適な生活が送れただらうに。

ま、仕方のないことを嘆いてもどうしやうもないか。

団塊の世代の集団退職で

労働力不足が心配されてゐるけれど。
通勤電車は全然空いたやうには思はれない。
ひよつとして団塊の世代の人々は電車で通勤してゐないのではないか。
それとも鉄道会社の社員にも団塊の世代の人が多いから、電車の本数がわからないうちに減らされてゐたりするのだらうか。

ちよつと期待してたんだけどなー。
まあまちつと待つてみることにする。

整理したい

手持ちの毛糸を整理したい。
いらないと思つたものは思ひきつて捨てたい。
さうでもしないともうどうにも扱ひに困る。

だが、実際に毛糸を目の前にすると、どれも捨てられないのだつた。
ああ、やつがれのバカバカバカ。