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つぶやきといふ名のぼやき
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うーん、松嶋屋!

だけではたれのことだかわからないか。
ひとまづ愛之助。昼の部は大車輪ぢやの。相模五郎は嫌気のささないていどのイヤミつぽさがよし。

典侍の局。しやべくりもいいし、馬のしつぽに石持もおすべらかしもいい。

これは別だが安徳帝がかわゆくてよかつたなぁ。あはれをさそふよ。

代役の音羽屋。いい御曾子ぶりだ。

そして銀平のよいこと。まぁ、松嶋屋の横顔のよさといつたら天下一品だね。

惜しむらくは義経一行が渡海屋についたところからやらなかつたことか。弁慶、よかつたのに。

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成駒屋、大きくなつたねぇ。しかしまだ変声期前か?

松嶋屋はやはりかなり鍛えてゐるとみた。
つてあんまり無礼な云ひやうか? しかしよし、である。

松嶋屋、……つてみんな松嶋屋か。
もとい、愛之助、悪くない。声も鍛えてゐるやうすが知れる。昨日が今日の代役といふことを考へても悪からず。

市蔵、ときおり見える軽みがうまい。

絶間姫はまうちとまろやかな感じがほしいか。

しかし、よかよかぢやよ。

と、この時期思ふことが多い。
降りさうで降らない、蒸し蒸しとした状態がいやだからだ。

しかしなぁ、降りすぎるのも困るしなぁ。
とりあへず、傘は常備してゐるけど、電車が止まるものなぁ。

とりあへずは今のこの「蒸し蒸し」だ。むぅ。

なんで「Branch」なんぞといふ名前を娘につけるかな。
芝居を見るまではずつとさう思つてゐた。
まさか「Blanch」だつたとはね。
なるほど、彼女は白いのかもしれない。
悲しいことに。

といふわけで、今度は見に行けるかのう、「欲望といふ名の電車」。
行きたいのう。

松竹座ね。
行けるのかなあ。

もちろん「渡海屋・大物浦」を見に行くのだっっ。
綱豊卿は好きな芝居だが、年々お喜世の衣装が安つぽくぺらぺらと見えるのが気になつてゐた。まぁこの傾向はこの芝居のこの役に限らないのだが。
しかし今回、それがまつたく気にならない。お喜世の衣装はいつもとかはらぬ橙と緑が主な色合ひなのだが、全然安つぽく見えないのである。それどころか常に比べてどことなく品がある。
むー。

また綱豊卿の出の衣装も、アップルグリーンとでも呼びたいやうな色で、個人的にはまちつと渋い色が好みなのだが、これが松嶋屋にはよくうつつてゐたやうに思ふ。

衣装ひとつとつてもおもしろいのう。

芝居に出る小悪党はあまり好かぬが、なぜだか道玄だけは憎めない。
今まで見た道玄はみなほどがよかつたからだらう。
高麗屋で見るのは二度目だが、とぼけた感じがよい。今日はすこしやりすぎたところも見受けられたが、まだ上演回数も少ないし、手探りの部分もあらう。
松嶋屋のお兼は、あまりいやらしい感じのないところがおもしろい。強尽な感じもない。「なんか、かういふおばさん、ゐるよなあ」といつたところ。
播磨屋やよし。

新作なのに新作のやうには見えない。
さうふのがいいんぢやないか。
新作歌舞伎はやたらと客席の照明を落とすが、今回はさういふこともなく。
閻魔大王が大名(たのうだお方)で赤鬼青鬼はそれぞれ太郎冠者次郎冠者といふのもおもしろい。

閻魔と政頼の感想ハそんなところかの。
ものの道理のわからないやうな子供を出すことの是非はあると思ふ。「今の歌舞伎座もいつどうなるかわからない」といふ気持ちもわからないではない。
しかしなぁ。
今日はまぁなんとかなつてゐたから不問に処すか。

しかし新感線のときはその声のよさは無類だが、芝居になるとだめだなぁ、高麗屋。まちつと鍛えないと。



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